男闘部


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[性活窃視症] の【男子性理本】[MENたいこ] の【アブノーマル】[MENたいこ] の【推】[仲村巧] の【先輩と先輩と俺】

部室、というか剛いわく道場は外に出て少し歩いた所にある。校舎とは別の建物で、思ったより大きい。まるで昔ながらの剣道道場のような佇まいで、和風な入口に大きく「男闘部」と書かれている。校舎から道場までの道には樹が茂り、敷地外からは見えなくなっている。中からは音ひとつ聞こえない。普通なら先生の声や、今の時間なら紹介している声が聞こえてもよさそうだ。

「なあ、ここって何してる所?」

俺達はポカンと部活の名前が書かれた玄関を見て剛に聞いた。

「いやあ、俺もよく知らないんだけどさ、昨日大輝と会う前に声かけられてさ。めちゃくちゃガタイのいい先輩だったんだけど、いい選手になれるからどうだって。いっぺんいい選手とかなっといた方がいいかなって。」

剛はいつもとは違う真面目な顔でそう締めくくった。なんだか剛が少し大人に見えてくる。

「中行ってみる?」

隆史がそう言うと、俺がドアを開けた。

すると中から数人の生徒が出てくる。恐らく俺達と同じ1年生だろう。だけど、どこか怪訝な顔をしている。俺達を目にとめることもなくそそくさと出て行ってしまった。

玄関に入るとそこにはいくつか靴が並んでいて、さらに扉があった。純和風の造りで、木材と石でできた立派な建物だ。天井も高い。

「1年か?」

中から声が聞こえてきた。

俺達は聞き慣れない部活の名前や、威厳の漂う建物、中から出てきた生徒たちのただならない様子にすっかり緊張していた。そこへ中から野太い声で呼ばれ、驚いてしまう。声は出さずとも空気が一気に張り詰めるのを感じた。剛もさすがに緊張しているようだ。さっきまでの明るい顔は綺麗に消えてしまっていた。

 

 

その時、ガラガラと音を立てて扉が開く。中から現れたのは若い男。教師ではなさそうで、恐らく先輩だろう。俺達はその姿に言葉を失う。

「見学だろ?入れ。丁度、模擬戦が終わったとこだ。次の試合を見せてやる。」

先輩はそう言うと体を傾け中を見せるように扉の端に寄った。

 

先輩は裸に褌姿。肌は白いが、まるでボディビルダーのような筋肉。180センチ近い身長にスポーツ刈りの頭に鋭い目つき。同じ高校生とは思えない外見のその男に俺たち全員、呆然としていた。

そして壁のようにそびえる大きな体がよけると、中に見えたのは同じような姿の屈強な男たちの姿。

中はとても広く、畳が敷いてあり、天井高くにある小さな窓から漏れる明かりが中を明るく照らしている。それだけでお金が掛かっていることが分かる大きな道場だった。

しかし、それよりも俺達は褌姿の男たちの姿に訳がわからず、一体何の競技なのかも想像できず、入れと言われたのに、玄関で立ち尽くしていた。

「どうした?男闘部を見に来たんだろ?早く入れよ。」

入口に立ちそう言う先輩の声はさっき「1年か?」と聞いてきたその声だった。ごつい体に似合わない、幼さの残る爽やかな顔つきとは少しかけ離れた低く太い声。

「あ・・・はい。し、失礼します。」

まず最初に道場に上がったのは俺だ。それ以上黙っていると殺されそうなくらい、鋭い視線を感じていた。褌姿の筋肉質な男たちがこっちを見ているその光景は正直怖かった。

俺に続いて他のみんなも挨拶し、靴を脱いで中へ入った。

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「ああ、君。来てくれたのか。」

先輩は剛の姿を見てにこっと笑いそう言った。声と体からは想像できないその笑顔は、やっぱり高校生に見える。

「あ、はい。よろしくお願いします。」

剛は少し緊張しつつも恥ずかしそうに笑って返した。どうやらこの人が昨日剛に声を掛けたみたいだ。

 

中は何か異様なものを感じる独特の雰囲気で、生徒たちは壁にもたれかかったり、腕を組んでいたり。皆褌姿だということ以外、普通の光景だったが、緊張感が漂っていた。

そして何て言うか、少し臭う。精子みたいな匂いがうっすら漂っていた。

奥には扉があり、少し開いたその扉の中はタイル張りになっていてトイレかシャワールームに見える。

「男闘部は男同士の歴史あるスポーツだ。審判も観客も女子禁制。男だけで行われる。」

どうしていいかわからない俺達にさっきの先輩は部活の説明を始める。

「座って楽にしてくれ。」

俺達は畳の上に正座をする。

「とにかく練習試合を見てくれ。その方が話が早い。」

先輩がそう言うと奥のシャワールームから別の男が出てくる。壁際にいる生徒たちとは違い、見るからに大人だった。教師だとすぐに分かった。だが教師にしてはまだ若く、30代くらいだろう。生徒と同じように褌をしめている。さっきの先輩とは比べ物にならないくらい筋肉が大きくて、ボディビルダーといよりは外人のプロレスラーみたいだ。先ほどの先輩や周りの先輩たちとは比べ物にならない腕の太さ。一つ一つの筋肉の塊が大きく、脂肪が薄い迫力のある体をしている。髪はスキンヘッドで、肌は白い。スキンヘッドのせいか怖い。身長は180センチ以上あるだろう。

「田路先生は?」

そう聞くと先輩が答える。

「まだいらしてません。」

先生はそれを聞いて小さくため息をつく。

「じゃあまた生徒とやるか。」

先生は先輩と違って少し高めの声で爽やかな口調だ。

「練習試合できるやつはいるか?」

何人かの生徒が持たれかけた体を起こし名乗り出ようとすると、俺たちの後ろの扉が騒がしく開く。俺たちが振り向くとやって来たのはさらに若い先生だった。

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