タケルはこの前のチャット相手との勝負が忘れられず、ここ最近はチャットで相手を探していた。なかなか見つからない日々。
しかし、今日は違った。
“どっちが雄か勝負してぇ。リングマラ全裸待機中。Skypeで挑発しながらやりあいてぇ”
『この前のあいつだ・・・。マジかよ。ぜってー勝負してぇ。』
早速メッセージを送る。
トモアツはここ最近勝負できていない。忙しいうえに丁度いい相手がなかなか見つからない。
そんな中久しぶりにチャットへ投稿してみた。何人かとやり取りするも満足する相手には巡り合えずいら立っていた。
『つまんねぇな。さっさと抜いて終わりにするか。』
その思った時に、メッセージが来た。
“水球やってる筋肉ポロパン野郎。この前やったよな?また勝負しようぜ。”
『水球?・・・あいつか?丁度いいぜ。あいつなら十分だ。今日は俺も競パンでいくか。』
トモアツはメッセージを返す。
“あの時のお前か。いいぜ。今日は俺も競パン履いてやるよ。”
メッセージが返ってきた。タケルも返す。
“いいね。競パン同士変態に盛ろうぜ。”
早速skypeを繋ぐ。
相手はこの前とは違い、白い競パンを履いて膝立ちしていた。パンツからリングが浮き出ている。
相手の顔は見えない。
早速skypeを繋ぐ。
相手はこの前と同じようにポロパンを履いて膝立ちで待機していた。
『今日は顔を見てぇ。』
「よう、久しぶりだな。今日は溜まってんだ。たっぷりやろうぜ。」
相変わらず相手の顔は見えない。
タケルは相手の挑発には乗らず、無言のままカメラを少し上に向けた。
相手は何も言わず、いきなりカメラに手を伸ばす。
『なんだ?』
すると画面に相手の顔が映る。
『こいつの顔を見てぇ。』
『なんだよ・・・かっけぇ・・・。』
トモアツは予想外の若さに見つめてしまう。
『なんだよ・・・顔見せねぇのか?』
『こいつ・・・もしかしてジムで会う奴じゃ。なら俺も・・・。』
相手も同様にカメラを上に向ける。顔が映った。
『?!こいつ!ジムで会う奴?』
相手の顔を見て驚くタケル。思っていたよりも若い。しかも顔を知っている。
「なんだよ。ジムで会うよな?」
「・・・ああ。そ、そうだな。」
「なあ?」
「え?」
「同じジムなら近所なんだろ?ここまで来て直接勝負しねぇか?」
タケルの鼓動が一気に早くなる。
「そうだな。俺も丁度同じこと考えてたところだ。」
トモアツは相手に自分の住所を教えた。
住所を聞くと歩いて20分くらいの所だ。
トモアツはリングに競パンのまま相手を待つ。
タケルはリングを付けポロパンを履いてスウェットを着る。上はタンクトップ一枚。
向かう間も挑発のやり取りが続く。
“競パンリングマラで待機してるぜ。玄関にローション置いとくからパンツの中に入れてそのままポロパン一枚で部屋に入ってこいよ。”
“こっちもポロパンリングマラで向かうぜ。お前も競パンの中にローション仕込んでんだろうな?”
“ああ、仕込んでるぜ。早く来いよ。マラがうずいてたまんねー。”
“俺もうずいてるぜ。今日は俺が勝たせてもらうからな。”
“この前はあっさり負けてただろ?いいぜ、来いよ。”
“言ってろ。俺のマラに生で会えるぜ?嬉しくて我慢汁ダラダラか?”
“おめーこそ向かいながらギンギンなんじゃねぇのか?ポロパン中窮屈だろ?楽にしてやるよ。”
“ああ、お前の逝く顔が見れるなんてたまんねーよ。今すぐその生意気な変態マラ逝かせて俺の奴隷にしてやるよ。”
“そっちこそ俺の目の前で負けたんじゃ言い訳もできねーぞ。カタマラぶら下げて早く来いよ。”
“ああ、今行くから待ってろよ。着いたらすぐにおっぱじめてやるよ。”
“ああ、お前のマラと俺のマラどっちがつえーか今日こそ決めようぜ。”
“お前逝かせて俺のマラなしじゃ満足できない体にしてやるよ。”
“お前こそもう俺もマラに惚れてんだろ?いいぜ、早く来てめちゃくちゃにしてくれよ。”
“望み通りめちゃくちゃにしてやるぜ。”
ドアのチャイムが鳴る。トモアツはマンションのゲートを開けた。
タケルは言われたマンションの前まで着く。部屋番号を押して呼び出すと自動ドアが開く。向こうは無言のままだ。
そして部屋のドアの前まで来た。
『始めるか。』『始めるか。』
Fightシリーズの新作凄く興奮します。
挑発のしあいとか、実際にやるときのこと思い出して特に。
ついに雄同士の勝負が始まるということで、どちらが雄として上に立つのか楽しみです。
雪光さん
コメントありがとうございます!
実際の経験を思い出して・・・いいですねw
小説みたいな熱い戦いを繰り広げているなんて羨ましいです!
今度ぜひお話聞かせてください♡
また遊びに来てくださいね!