逝ったばかりでまだ息の上がった俺たちの前に現れた、2人の俺たち。
「はぁはぁ・・・お前ら、タイムマシンで!?」
俺はやってきた2人がどこから来たのかすぐに分かった。目の前にいるこいつと同じように未来からやって来たのだろう。
彼らは机の中から部屋に入ってくる。俺たちと同じ競パンを履いている。
「その恰好?!」
「ああ、さっきまでのお前らだよ!」
「そうそう!お前らもこの後、少し過去に行って自分たちとやりまくるんだぜ!」
俺の質問に得意げに答える未来から来た俺たち。
「へへ、そういうことか。」
動揺している俺と違って、さっきまで勝負していた目の前の俺はなんだか嬉しそうだ。
やってきた2人は、それぞれ俺たちの後ろに回る。
「何を?!」
「いいから勝負続けろよ。」
後ろに回ると股間を思いきり俺の尻に当ててくる。もう一人の俺も同じような状態だ。
「さっきよりも楽しい勝負になるぜ。」
俺たちはほとんど無理やり、後ろから押され体を密着させられる。パンツの横から出た、逝ったばかりの股間はまだ少し硬いままだ。相手の股間が当たる。腹に飛び散った精子とローションの感触も感じる。相手の顔がさっきよりも近くに来た。
すると後ろにいた俺たちが少し体をずらした。そして俺の後頭部を持って、前に押し出してきた。
「んんーーー!」
俺は突然のことに声を出してしまう。後頭部を押されると目の前の俺と唇が当たり、無理やりキスさせられる。
「俺たちも。」
そこへすかさず、横から俺たち2人が混ざってきた。
顔を思いきり近づけて4人の俺がキスをする。
驚く俺たちと違い、未来から来た二人はノリノリで舌を出してくる。
そして、さっきまで勝負していたもう一人の俺も一瞬だけ驚くとすぐに舌を出してノリノリだ。
さっきまで硬い肉棒を握り合い、罵り合い、男を賭けて汗だくで勝負していた野郎とキスをしている。しかも、他の3人は皆目を開けて、相手を睨んでいる。
前戯としてのキスをしているというよりも舌で勝負している感じだ。
そう感じてしまえば俺も引くわけにはいかない。
俺も舌を出し応戦した。
4人とも、同じように相手を押し出すように顔を前に出す。そして舌を思いきり伸ばし、自分のテリトリーを主張するように力強く動かす。だんだん4人の息が荒くなっていく。時には前に押し出し、時には左に押し出す。もちろん右も。ほかの3人も同じように顔を押し出してくる。
さらに、いつの間にか左右にいる2人は自分の股間を俺たちの股間に押し付けていた。パンツの硬くなったふくらみが、重なり合う俺たちの竿に当たっていた。竿をパンツの外に出している俺たちも同じように腰を付きだし、押し合った。
いつの間にか俺の股間も硬くなっていく。2回も逝ったというのに、俺たちの竿は痛いほどにパンパンだ。
誰の手かはわからないが、俺の後頭部を押してくる手があったり、誰かの乳首をつまんでいたり、ケツを押して股間を強く押し付けてきたりしていた。俺はというと正面の俺の乳首を指で刺激しながら、右手は右にいる俺の後頭部をぐっと手前に押し付けていた。
4人が4人、完全に勃起しており、前と左右から当たる竿や玉が俺の股間をつぶそうとしていた。全員息が荒くなるが、それでも一歩も引くことなく、熱い息を感じながらも攻防を続けた。
股間も、もうローションなのか精液なのか先走りなのかわからないほどにぐちゃぐちゃになっていた。
左右にいた俺2人は突然唇を離す。左にいた俺が床に落ちたローションを取ると密着している股間に向かってぶちまけた。4人の股間がさらにぬるぬるになる。
俺と正面の俺は構わず口での攻防を続けていた。どこか意地になっていた。
左右にいた2人は一通り、股間にローションを塗りたくるとさっきと同じように俺たちの後ろへと移動する。
すると、後ろから手を伸ばし俺たちの股間を触り始めた。
「んあぁ!」
「はぁ!」
俺たちは声を漏らす。先ほどまでの勝負とは違い、優しく触られる。がちがちになった俺たちの竿は刺激を吸収するように感じやすくなっていた。
俺たちは後ろから股間を尻に押し付けられながら、さするように竿を触られている。俺は口を離し、自分の股間を見た。
競パンの横からはみ出た竿を、確かめるようにねっとりと触られている。相手の股間と重なり合い、竿同士が擦れ、相手の竿を触っている手が擦れる。自分でもない、相手でもない手が弄るその光景に興奮してしまう。
「ほら、決着つけろよ。」
「俺たちのことは気にせずに、2人で勝負を続けていいんだぜ。」
後ろからささやく声。
「こうなったらおっぱじめるしかねぇな。」
俺の前に立つ相手は後ろからのささやきを聞いて、不敵に微笑みながらそう言うと俺を睨む。
「上等だよ。」
正直俺も今まで以上に興奮していた。ここで引くわけにはいかない。むしろこいつを逝かせたい欲望が俺の竿をより一層硬くしていた。
「じゃあ、俺たちは盛り上げ役で。」
その言葉と同時に、俺の尻からさっきまで押し付けられていた股間が離れる。そして後ろの競パンを横からずらされた。
「?!おい!」
「なんだよ?!」
どうやら相手も同じことをされているようだ。
次の瞬間、俺の尻の穴に太い肉棒が一気に突き刺された。
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